トラネケア サイドテーブル デンマーク

食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋、、、そして芸術の秋。

お家時間でも読書や映画など文化的な事象に触れ、

静かで豊かなひとときを取り入れたくなる季節です。

今回は天板のモザイクがアートなトラネケア社製の

ヴィンテージサイドテーブルをご紹介します。

 

1, Tranekær とは

Tranekær denmark(トラネケア)とはデンマークの無数にある

島のひとつLangeland島の中心にあるTranekaer城を拠点に

1974年に誕生した家具メーカーです。

妥協のない木工技術と最高の素材使いで知られる同社は、

北欧デザインの巨匠ハンス・J・ウェグナーの家具製造や復刻を担い、

伝統的なクラフトマンシップを脈々と受け継いできた実力派メーカーとして知られています。

中でも、 異なる色味や木目の木片を組み合わせた寄木細工をあしらった

アイテムを得意としており、今回ご紹介するプロダクトにもその特色は色濃く表れています。

デザインを担当したのは、デザイナーのRolf Middelboe(ロルフ・ミデルボー)、

建築家であるGorm Lindum(ゴーム・リンダム)の二人。

本体にひっそりと添えられたゴールドの真鍮プレートには、

クラウンのマークとともに「TRANEKÆR DENMARK」、シリアルナンバー、

そして二人の名前が刻印されています。

 

真鍮プレート シリアルナンバー トラネケア

 

ロルフ・ミデルボーがデザインのグラフィックや色彩を、

ゴーム・リンダムが高度な木工技術や構造的な美しさを形にする役割を担いました。

2人の共作により、この複雑な幾何学デザインのテーブルを可能にしたのです。

 

2, 「木口」が魅せる豊かな表情とフォルムの美

このテーブルの真骨頂は、天板に用いられている

「木口(木材を繊維と直角に切った断面)」のモザイク技法にあります。

 

トラネケア サイドテーブル 天板

 

一般的な板目が描く滑らかな流線とは異なり、木口は年輪の詰まり具合や

木の芯に近い部分の濃厚な表情がダイレクトに現れるのが大きな魅力です。

無数の小さな木口を緻密に組み上げることで、光の当たり方や角度によって色味がゆらめき、

まるで一枚の抽象絵画のような立体的な奥行きを生み出しています。

そのグラフィカルな天板を受け止める脚部とフォルムもまた実に秀逸です。

天板の角には濃い色合いの木材を用いて締め色のアクセントを利かせつつ、

脚部はすっきりと直線的なストレートラインが採用されています。

見えない脚の後ろ側にまで宿るこだわり。どの角度から眺めても美しいシルエットに

デザイナーの妥協なき美意識が息づいています。

 

トラネケア サイドテーブル 脚部

 

天板の寄木細工に宿るクラフトマンシップとアート性を際立たせつつ、

全体としては非常に軽やかで洗練されたシルエットに仕上げられています。

2台並べると、脚の木目や天板の表情がそれぞれ異なることに気づかされます。

ひとつとして同じものが存在しないことこそ、ヴィンテージ家具ならではの醍醐味ではないでしょうか。

日常の空間にひとつ、美術品のような佇まいを迎えるということ。

実際に触れてみないと分からない木口の質感やぜひ店頭でお確かめください。

皆さまのご来店を心よりお待ちしております。

 

トラネケア サイドテーブル 全体

商品の詳細こちらから


《ロイズ・アンティークス 玉川》
東京都世田谷区玉川3-17-1 玉川高島屋S.C. 南館6F
TEL 03-5716-2950
 tamagawa@lloyds-antiques.com