1900年代初頭、R. Hamp & Coによって作製されたソファテーブルです。一目見ると思わず興味が湧くそのディテールは、その名の通りソファと、テーブルの機能を両立させるための構造によるもの。文字通り、トランスフォームするこちらの家具は、シートの底板がテーブルの天板の役割を担っており、座面を回転させることにより、ソファからテーブルへと形を変えます。天板のサイズはW1520mm×D880mmと、十分にメインのテーブルとして使用できるサイズ。当時、このような家具はゲストルームや、広いスペースを確保しずらい都市部の住環境等で活躍しました。当然、機能性がフォーカスされますが、一つの構造体として大変高いクオリティで作製されており、所有することで高揚感が湧くような、アンティーク家具の魅力が存分に詰まったプロダクトです。