1890年代(推定)にイギリスで製造されたと推定されるこのスツールは、良質なマホガニー材が使用され、深く落ち着いた美しいカラーを呈しています。最大の特徴は、脚部全体に見られる精緻な挽物細工です。丸みを帯びた珠飾りが連なり、しなやかなカーブを描くデザイン性のある脚は、当時の職人の高い技術力を示しています。高級感あふれるスタイルは、空間にアクセントを加えます。高さ550mmと程よいサイズ感で、ピアノスツールとしてはもちろん、リビングや書斎のドレッサーに合わせて使うなど、様々なシーンで活躍します。時を超えて愛されてきたこの一点は、クラシカルな美しさを持ちながら、その遊び心あるデザインにより現代のインテリアにも調和する普遍的なデザイン性を兼ね備えています。

【ファブリック】
上品な光沢のある艷やかなベルベット生地を使用。毛並みによる、なめらかな肌触りを感じていただけます。また発色の良さも魅力の一つです。生地と中材は国内で張替えています。