1960年代（推定）のデンマーク製のチーク材のキャビネットです。半世紀以上の時を経て、チーク材に含まれる天然の油分がゆっくりと酸化し、濃いレッドブラウンへと変化しています。この深みのある色合いは、現行品では決して味わえない、ヴィンテージだけが持つ重厚感と上質な雰囲気を醸し出しています。キャビネットの扉を開くと、中にはデッキ類の収納に便利なスペースが設けられており、実用性も兼ね備えています。また、取っ手や脚部に施された控えめな真鍮のアクセントが、この深みのある色を一層引き立て、洗練された印象を与えています。これからも使うほどにさらに艶を増していく経年変化をお楽しみください。