こちらは1900年代(推定)、エドワーディアン様式が華開いた時期にイギリスで製造されたと推定される、格調高い逸品です。深い光沢を放つマホガニー材が、優美な曲線と繊細な装飾を引き立てています。特筆すべきは、引き出しに施された植物のモチーフのインレイ（象嵌）細工と、波打ったような柔らかな形状です。細部にわたる職人技がこの家具を美術品へと昇華させています。上部のガラス扉内部の棚板はフェルト張りになっており、大切な陶器やガラス器を安心して飾りながら収納できます。また、下部の浅い引き出しにはカトラリーや小皿、リネンなどを収納しても良さそうです。美しさと実用性を兼ね備えた、優雅なコレクションケースです。

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