ベルギー王室御用達として名高いVal Saint Lambert 社 (ヴァル・サン・ランベール)製の、ミッドセンチュリー期を代表するクリスタルメーカーのテーブルランプです。1950年代から60年代にかけて製造されたと推測し、ヴァル・サン・ランベールならではの美しいクリスタルガラスが贅沢に使用されています。透明なガラスと、アールデコから続くグラデーションカラーが特徴的で、特にこの作品は、底部から中心にかけて淡く変化する各色の色彩が、見る角度によって様々な表情を醸し出します。種類も様々であり人の手により形成された本体は、光を反射するたびに美しい輝きを放ち、空間にエレガントなアクセントをもたらします。シンプルながらも彫刻的な存在感があり、消灯時もオブジェとしての魅力を十二分に発揮するでしょう。モダンな空間からクラシックな設えまで、時代を超えて愛されるヴァル・サン・ランベールの美意識をぜひご自宅でお楽しみください。