1930年代(推定)にイギリスで製作されたこのブックケースは、前面が緩やかなS字を描く「サーペンタイン」と呼ばれる優美なスタイルが特徴です。素材には、長年の経年によるマホガニー材の深い味わいが凝縮されており、光を反射する艶やかな杢目は見る者を魅了します。W860mm、H1490mmと、圧迫感なく取り入れやすいサイズながら、上部のガラス扉と下部の木製扉によって、優れた収納としての実用性を兼ね備えています。オリジナルのガラスと、現役で使用できる鍵が残されており、歴史を継承する家具としての価値を高めています。本物のアンティーク家具だけが持つ、知的な美しさと重厚な存在感を、ぜひご自宅でお楽しみください。