1880年代、華麗なるベル・エポック期のフランスで作られた、マホガニー材と大理石の天板が美しいチェストです。当時を象徴するような優雅なデザインと、上質な素材の組み合わせが、空間に洗練された雰囲気と格式をもたらします。艶やかな光沢と深みのある赤褐色が特徴のマホガニー材は、年月を経るごとにその美しさを増し魅了します。天板には大理石があしらわれおり、実用性はもちろん、その存在自体が装飾品として空間を格上げし、上に置くものをより一層引き立てます。珍しい木製の取っ手も控えめなデザインで、このチェストの魅力となっています。約140年の時を超えて現代に届けられたこのチェストは、当時のフランスの豊かな文化と、職人の卓越した技術を今に伝えています。その優美な佇まいは、単なる収納家具以上の価値を持つと言えるでしょう。

その他のFrench | フレンチアンティークの商品もあわせてご覧ください。