
Know the "New " - Brazilian × Danish modernism -
新しいなにかを知る。
それは私たちにとって、
生活を豊かにするキーポイントです。
毎秋、Lloyd's Design Weekとして発信される企画展。
今年はヴィンテージ家具を通して、
新たなことを知る楽しみを提供したい、
という想いを念頭に、
Know the "New " をテーマに掲げ展開します。
さて今回は、ブラジルの建築家およびデザイナーの
JORGE ZALSZUPINの作品から、「OXFORD」をご紹介いたします。

プロポーションの美しいこちらのチェア。
彼が設立した、家具デザイン製造会社 「L'Atelier」では
デザインから製造まで、全ての工程を社内で遂行します。


このチェアも社内で全工程を経ているため、
図面から、素材やディテールのすべてのポテンシャルを
余すことなく受け継いでいます。

メタルフレームを見ると、脚部はシンプルなストレートに、
座や背もたれは流線型が美しい一体成型に仕上げられています。


それぞれの接合部はなめらかなアールで接がれているため
フレームの連続性が綺麗に魅せられています。


またこちらの座面に使用されている合皮はオリジナルを用いており、
黒のレザーとメタルでシックな風合いが漂っています。

座面は、高さが腰の位置で300mm、フロント部分で415mm、
フロントにかけて約12°の傾斜を、緩やかな曲線を描きながら上昇しています。

この設計にすることで、チェアに座ったときにストレスになりやすい
下腿部に程よい圧力がかかるため、心地よい座り心地が実現されます。

是非、店頭で実物にふれ、お楽しみください。

