Lloyd’s Antiques

Journal

ロイズ・アンティークス 青山 2023.11.07

Pollard Oak ホールチェア

英国アンティークにおいて、度々入荷のあるホールチェア。
  
 
 
その名の通り、玄関ホールや、
廊下等に置かれ、空間の装飾的な意味合いも兼ねられた家具でもあります。
 
 
 
 
建物の「顔」とも言える重要な空間で使用されたホールチェアの多くは贅沢な作りが多く、
当時高級材とされていた木材が、
惜しげなく無垢材が用いられ、化粧板では感じられない豊かで奥深い質感を、
お楽しみ頂ける事でしょう。
 
 
 
 
今回ご紹介するこちらのホールチェアも、
そのような空間を彩るのに相応しい存在感の1脚。
  
 
 
ポラードオークと呼ばれるこちらの材は、
オーク材を刈り込む事で生まれる、
大変美しい杢目が最大の特徴。
 
 
 
 
ソリッドな雰囲気を残しながらも、
渦を巻きながらウォールナットのような「玉杢」を彷彿とさせるそのビジュアルは、
エレガントさと、どこか力強い風格を感じられる仕上がりです。
 
 
 
 
植物を象った背面の背もたれのモチーフは、
まるで絵画のようであり、
ブラックのラインが際立つアウトラインは、
より輪郭をはっきりと見せ、メリハリのある印象を与えます。
 
 
 
 
まさに英国の文化が育んだチェアと言える一脚ですが、
サイズは小振りで、現代の日本の住環境にもマッチし、
アンティークの要素を取り入れ易いアイテムとも言えるでしょう。
 
 
 
 
フラットな座面は、植物や、アートフレーム、
その他インテリアアクセサリーを飾るのに適しており、玄関先のみならず、
リビングスペースでディスプレイテーブルとして使用するもの良いかもしれませんね。
 
 
 
 
アンティークは、「家具」という枠を越え、
私達の生活を豊かにしてくれる要素が沢山詰まっております。
 
 
 
 
日常のキーになるアンティーク家具を、
取り入れてみては如何でしょうか。
 
 
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