オーク、マホガニー、ビーチ…etc。

多くの種類の木材が用いられるアンティーク家具。
それぞれの特性や表情があり、家具の個性を決定づける大きな要素となっていることは、言うまでも無いでしょう。

今回は、当時より高級材として用いられていたウォールナットの家具にフォーカスを当て、
優雅なひと時を演出してくれる空間をご案内致しましょう。
まずは、こちらのテーブル。

推定1880年代、ヴィクトリアン後期に作製されたとされるテーブルは、
素晴らしい造形と共に、天板に用いられたウォールナットの化粧板が大変美しく、
アンティークの魅力を存分に感じられる逸品。

長い年月をかけて培われた、アンティーク特有の艶は、
奥深い雰囲気を醸し出し、現代の家具では再現できない質感です。

天板には象嵌細工も施され、作り手の高い技術を窺い知ることの出来るポイントです。

サイズもW920mmと大変扱いやすく、
汎用性もあるため、ホールテーブルとしてや、デスク代わり等、様々な場面で活躍してくれる事でしょう。

今回は、こちらのドリンクキャビネットと併せ、ティーテーブルとしてご紹介していきます。

玉杢と呼ばれるウォールナットの特徴である杢目が美しいキャビネット。

華美な装飾が抑えられている分、素材そのものの質感を、
より感じることが出来ます。



扉を開けば、ホログラムの様な杢目が目に飛び込んできます。


その名の通り、ティーカップや、ボトル、グラスなどを収納していたキャビネット。
中央部分からは、作業用のサブテーブルが登場します。


当時はプライベートな空間にゲストを招き、優雅なもてなしをしていたのでしょう。

シンプルで大容量収納部分の為、現代でも色々な用途に応えてくれそうですね。

先程のテーブルと合わせれば、素敵なホームバーシーンが完成します。


クラシックの家具には、ゴールドカラーがよく合います。

皆様も、ウォールナットの家具に囲まれ、優雅な時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。









