Lloyd’s Antiques

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ロイズ・アンティークス エゴイスト 2022.07.12

purpleに腰掛けて

 

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purpleに着せ替えられたクラシックアンティーク達。
イギリスで買い付けられたチェアは、
オリジナルを生かすアイテムもあれば、
ファクトリーの職人の手によって、
美しく張り替えられるものもあります。
今回はpurpleのファブリックでより魅力的に息を吹き返した、
エドウォーディアンのセティ、アームチェアのご紹介です。
purpleは青と赤の相反する色が共存しているため
「2面性」のある色と言われています。
冷静さと情熱、天と地、男性的と女性的、
この複雑さが哲学的な雰囲気を醸し出し、
マホガニーの美しさをより引き立てています。
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芸術的に優れた多くの家具が生産された
エドウォーディアン時代。
アンティーク家具においても、とても人気がある年代です。
こちらのアームチェアはフレームが細く、
アクセントとして細部に象嵌が施されています。
張り地はパープルのモケット生地。
マホガニーの艶やかな杢目との相性がとても良いです。

 

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サロンやお客様を招く贅沢な空間などで使用されていた、
セティと呼ばれるこちらのチェア。
その優雅なデザインに魅了されます。
一般的に直線的なデザインが印象的な、
エドウィーディアンスタイルですが、
こちらの個体は流れるような曲線が大変美しい一台です。

 

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カービングされた美しいトライポッドレッグ、
天板がブロック柄のチェス盤になっています。
チェスを楽しむことはもちろん、
見た目にも模様が楽しいデザインです。

 

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エドウォーディアンのチェアの後ろには、
オーク材の温かい雰囲気が特徴のキャビネットです。
虎斑の杢目は、他の木材とは一味違う魅力が詰まっています。
カーブを描く組子がアクセント。
ぜひお部屋に一台いかがでしょうか。

 


『purpleに腰掛けて』

エゴイスト店では200坪の広々とした空間のコンセプトショップです。
換気や消毒環境含め、感染対策を徹底の元、営業しておりますので、
お近くをお立ち寄りの際は是非ご来店くださいませ。
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