今回はウェグナーやモーエンセンらと同じく、1960年代のデンマークを
代表するデザイナーの一人であるOLE WANSCHERが製作である、
モデル「PJ412」のヴィンテージアームチェアをご紹介。
フルレストアのファブリック座面と背もたれ部分には、ダークトーンでシックな
ヘリンボーン生地を使用することで、全体的にも落ち着きある大人びた印象。
広めに設計された座面の間口が座り心地に余裕を与えています。
また程よい浅さの奥行き感と薄く仕上げられた座面がリラックスしながらも
自然と姿勢も整えてくれる座り心地です。
艶めくマホガニーが縁取る、実に洗練された無駄のない美しいフレームは、
箇所によってその形状と厚みを変化させており、座り心地にも外観にも、
数学的で上質なデザイン性を味わって頂けると思います。
周りを飾るどんなインテリアとも呼吸を合わせ、その度に違った表情を見せてくれるはずです。
《ロイズ・アンティークス 青山》
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