六本木って、雨が似合う街だなー。 と、ぼんやり東京タワーを見つめながら歩いて目的の場所に向かいました。 先日、レザーデザイナーの西田信子様のコレクションパーティへお招き頂きました。 大変長らくお世話になっている大切なお客様です。 西田様の生み出した作品が溢れた空間は、西田様そのもの。 レザーという自然のものを、ひとつひとつお一人だけの作業で作り上げ魂を込めます。 その、華奢で柔らかな印象のお姿からは想像も出来ないような、ダイナミックな作品。 そのひとつひとつに惚れ惚れとします。 もとはとても有名な英国アパレルブランドのマネジメントをされていたという、 磨き上げられた感覚で、ご自信のブランドで洋服のデザインもされています。 独立される際、レザーと誠心誠意向き合う覚悟を確かめる為に作ったというこちらの作品。 バッグの祖は、母としての母体ではないか。 という考えから『腹』をモチーフとして作られたこちらの作品は長い月日をかけて込められた西田様の覚悟の結晶です。 デザイナー自身の覚悟が、お客様へ伝わっていくのだな、と会場のお客様方を眺めながら思いました。 会場の中央に、バッグをちょこんと乗せているこちらのコラムは実はロイズでお求め頂いた商品です。 西田様の作品を惹き立てる立役者として任されている姿に、こちらも嬉しい想いが込み上げて来ました。 西田様、今回は貴重な経験をありがとうございました！ また、お店へもお越し下さいませ。