少し前の英国から到着したコンテナにはシャンデリアを中心とした
シーリングランプが多数含まれていました。


一つ一つに個性があり、一度にこの様な大量の商品を眼にする状況は
非常にお楽しみ頂ける事と思われます。
そこで今回は、一つの商品の完成までを御覧頂きたいと思います。

こちらのシャンデリアの作業を始めます。

まずは全体の状態確認です。
本体とパーツの割れ、欠けなどの破損はないか?
パーツの数量、形状は揃っているか?
と同時に接続部分の状態などもチェックします。
この商品はアーム部分がガラスなので、その取り扱いが特に注意です。
そしてこの時点で一度、全体の汚れを取ります。

それでは作業に移ります。
この商品は、4本のアーム部分の付け根にコードがまとまって
配線されている形状なので、その部分を開きます。
すべての商品は基本的に、内蔵されているコードは交換します。
この商品はアーム部分のコードの色、太さが不揃いの状態でした。
そして、コード自体の劣化も始まり、全体が固くなっています。

新しいコードを通します。
この商品はS字状のアームの中にコードが通る形状です。
直線>カーブのある曲線>直角などのカーブのない状態の順で
コードの通す難易度は変わりますが、この商品は中の空間が比較的広く取れていたので
すんなりと交換は進みました。
4本のアーム部分と、天井へ繋がる幹のコードが新しくなります。

4本のアーム部分と、幹の部分のコードを繋いでこの部分は終了です。

次はソケットにコードを繋ぎます。
この商品は、ソケットも非常に状態が良かったので、そのまま使用します。
状態の良くないもの、形状が不揃いなもの、日本の電球事情に合わないものは
ここで適切なソケットに交換します。

もう少しで終了です。
本体上部に出した幹のコードをチェーン、フランジに通して
先端にコンセントプラグを繋いで

完成です。
と言いたいところですが、一つ気になる箇所がありました。

ソケット部分は電球をつけると、電球の金具部分が大きく見えてしまう状態だったので
ソケットをカバーしている蝋管を適切な長さに調整して交換を行いました。

という事で完成です。
QR009056 シャンデリア
1960年代 英国(推定)
最後に改めて外観を確認、漏電等の通電チェックを行い

「本製品(アンティーク照明商品)は法令に基づき
経済産業大臣の承認を受けており、当社の規定の検査を行っております。」
という証明として最後にPSEシールを貼ります。
最後は採寸を行い、作業は全て終了しました。
それでは、次の商品を進めていきます。
今回の商品は今週末のウェアハウスでご覧頂けます。
神奈川県横浜市鶴見区駒岡2-15-32
Tel 045-633-1965
営業時間 11:00~17:00
(毎週土曜、日曜のみの営業となります。)
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