Lloyd’s Antiques

Journal

ロイズ・アンティークス エゴイスト 2026.05.25

「東洋的」アンティーク

19世紀後半のイギリスで作られたと推定される、こちらのシノワズリアームチェア

 

 


当時、ヨーロッパの上流階級を虜にしたオリエンタルな意匠
「シノワズリ(中国趣味)」が美しく表現された一脚です。

 

 

 

特徴は、艶やかなブラックフレームに施された繊細な金彩の絵付け。
背もたれの中央には、東洋の理想郷を思わせる建物や豊かな自然の風景が描かれており、
独自の奥深い世界観を感じさせます。



また、背もたれやアームの曲線、脚部にかけてあしらわれた気品ある草花模様が、
適度な華やぎを添えてくれます。

フレームのベースには、英国アンティーク家具を代表するマホガニーが使用されており、
年月を経た木ならではの堅牢さと、美しいラインが特徴です。

 

 

今回の入荷では、同じスタイルのチェアが「2脚」届きましたが、
それぞれ背もたれの絵付けのデザインが異なります。
一脚ずつの個性を楽しんでいただけるのもアンティークならではの魅力です。

 

 

 

デスクチェアとしてはもちろん、リビングのコーナーや玄関のアクセントとして、
日々の暮らしに取り入れてみてはいかがでしょうか。

また、以前のジャーナルでご紹介したこちらのキャビネットも、

オリエンタルな雰囲気を纏った一台。

 

このキャビネットが作製されたとされるエドウォーディアン期も、

17~18世紀に流行した絢爛なシノワズリスタイルをモダンに昇華させており、

幾何学模様の格子状のフレームなどにその片鱗をみる事ができます。

 

ヨーロッパと東洋。

100年以上前に生まれた、

それぞれの文化や歴史が融合したスタイルですが、

その魅力は現代においても色褪せず、

私達を魅了し続けます。

 

 

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