突然ですが、皆さまはベルギーと聞いて何を思い浮かべられるでしょうか。
ビールやチョコレート、ワッフルなどの食文化でしょうか。
あるいはタンタンやスマーフに代表される漫画文化を
イメージされる方も多いかもしてません。
しかし、実はベルギーはガラスにおいても非常に魅力的な国です。
17世紀頃から発展したベルギーのガラス工芸は、ベネチアの彩色技法や
ボヘミアカット技術を取り入れながら独自の発展を遂げ、19世紀には
ヨーロッパ有数のクリスタル工芸地として知られるようになりました。
オランダ、フランス、ドイツに囲まれ、周辺諸国の影響を
受けながら独自の文化を築き上げてきたベルギー。
今回は、そんなベルギーのガラスにおける美意識を感じていただける
テーブルランプを2点ご紹介いたします。

まず、ご紹介するのはベルギー王室御用達クリスタルガラスメーカー
「VAL SAINT LAMBERT」のテーブルランプ。
深緑へとグラデーションしていくガラスをクリアなガラスが覆う技法が
取り入れられ、見る角度によって異なった濃度の色彩を感じられます。
下部に向かって広がっていく様は重厚感を与え、ガラスの軽やかな質感と
相まって美しいコントラストを体現しています。
有機的なねじれは光を反射させるだけではなく、消灯時も
彫刻作品のような風格を漂わせます。

VAL SAINT LAMBERTは1826年に創業したクリスタルブランドであり、
「ベルギーのバカラ」とも称されるほど高い品質を保持しています。
このランプにおいてもガラスの神秘性を感じさせる造形から気品と
それを実現させた職人たちの技術力の高さが窺えます。

2つ目はこちらのシェードが印象的なテーブルランプ。
シェードにはモールディングという細かな縦線が施され、光を拡散する
ようにつくられています。花のような優美なフォルムと
支柱部分の質実剛健な佇まいが調和しています。

ガラスの色はミルキーな白から徐々にクリアなガラスへと変化しており、
その繊細なカラーリングは芸術的な一面を高めます。

光を灯すと、乳白色に青さが浮かび上がり、幻想的な光を放ちます。
オパールのような輝きは見る角度で変化し、ガラスの美しさを最大限に感じられます。
今回はベルギーでつくられたテーブルランプについて紹介しました。
どちらも、ガラスという特性を活かしながら、
上品さと知的なアクセントが感じられる逸品です。
主張しすぎない佇まいはクラシックな空間から
和の空間にも調和するはずです。
ぜひ、玉川店でベルギーのガラスの美しさに触れてみてください。
≪ロイズ・アンティークス 玉川≫
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