ヴィクトリア時代後期に作製されたと推測される、柔らかなデザインが織りなす曲線美を存分に感じることが出来るテーブルです。この年代のマホガニー材は非常にツヤと質、そして杢目模様が素晴らしく、20世紀から現代までの家具には見られない特有の上品な美しさを感じることができます。雲のようなデザインの天板、その幕板にも波型の躍動感のあるシルエットを見ることができます。2本脚型のすっきりと見えるデザインはお部屋に与える圧迫感が軽減され、重厚な木質でお部屋にアクセントを与えつつも重たい雰囲気にはなりません。特に脚のデザインは非常に立体的で見事な彫刻です。視覚的にも目を引く分、より一層脚の抜け感を感じることが出来るでしょう。猫脚の先にはキャスターが付いており、移動が容易で嬉しいポイントです。壁面にコンソールテーブルとして使用するのも良いですが、空間に置けるデザインであるためソファサイドやバックに置くデスクや飾り台として取り入れてみてはいかがでしょうか。

【脚間】W750mm
【幕板高】H640mm