ルイス・ポールセン、レ・クリント等のメーカーに代表されるよう、デンマークにおいて、照明というカテゴリーは大変重要なプロダクトであり、家具と同様、機能美に溢れるデザインは、現代に至るまで色褪せることなく、その完成度の高さを私達に伝えてくれています。こちらのランプのその例外でなく、無駄を削ぎ落とした洗練られたフォルムでありながら、直線と曲線が絶妙なバランスで用いられており、一つのオブジェの様な佇まいです。金属の経年変化も、ヴィンテージならではの魅力の一つであり、それらの質感もより付加価値を高めている逸品です。一度点灯すれば、北欧の居住空間を彷彿とさせる柔らかな明かりに、包まれる事でしょう。