日本人の長きにわたる文化とともにしてきた素材、『バンブー』
「割る」・「剥ぐ」・「曲げる」・「編む」など、
職人の手により様々な形を変えることから、無限の可能性を秘めていると、
バンブーに着目してきた建築家、プロダクトデザイナー、家具デザイナーは歴史に存在しています。
バンブーは、日本人の文化や感性に根付いた植物ですが、
イタリアンミッドセンチュリー家具にも優れたバンブープロダクトが眠っています。

今回はそのようなミッドセンチュリーに造られたイタリアンバンブーサイドボード をご紹介。

ところで、みなさまご存知でしょうか?
伐採された竹、実は1本として真っ直ぐなものはなく、
油抜き後の熱を利用して竹の曲がりを一本一本矯正していきます。
この竹の矯正作業なしでは、真っ直ぐな竹を利用することが出来ないため、
バンブーで造られた家具は、非常に手の込んだアイテムです。


バンブーのしなやかさを活かした網目模様のデザインが、優しく軽やかな印象を与え、
その周りを細工なしのバンブーそのもので囲み、引き締めています。

角も丸みのあるフォルムが、バンブー特有の優しい風合いを引き出し、
心を穏やかに、リラックスできる空間へと変化させるでしょう。

棚板も変更でき、機能性にも優れています。

主張が少なく馴染みやすいアイテムのため、様々なテイストに合わせて頂けます。


シンプルなデザインでありながらも存在感があり、インテリアアクセサリーとしてもお使い頂けます。

驚く事に、全てガラスで作製されており、高い職人の技術を垣間見る事が出来るでしょう。

丸みのあるデザインは、バンブーとの相性も良く、柔らかい印象を与えます。

ガラスを透過する光は優しく辺りを照らし、家具やアクセサリーの輪郭が浮かび上がります。

そして、それらと同じ時代に造られた イタリアンデイベッド 。

こちらはウッドの質感と、ファブリックにご注目下さい。
ベッドフレームは、魅了されてしまうほどに洗練された美しいデザインです。


程よい曲線美、エッジの効いたスタイリッシュな脚元。
デザインバランスの素晴らしさを感じる逸品です。

マットレスは、ボアを思わせるトレンドの生地で張り替えました。

低反発の中材は、長時間の仕様も快適にしてくれる事でしょう。

そのような穏やかな空間を引き締めるのは、
真鍮のパーツがポイントのイタリアンオーバルティーカート 。


ガラストップとオーバルの形で表現された軽やかさだけでなく、
空間全体をも暗めのウッドフレームで引き締めてくれます。


イタリアらしいスタイリッシュなデザインで、シンプルでありながらも格好良さを演出しています。

洗練されたモダンでファッショナブル、
素材にこだわり、それを最大限に引き出した
イタリアンヴィンテージ家具を是非、お楽しみください。
・
・
Tel 03-5413-3666
Mail aoyama@lloyds-antiques.com