Lloyd’s Antiques

Journal

ロイズ・アンティークス 青山 2023.03.19

Mixed materials.

日本人の長きにわたる文化とともにしてきた素材、『バンブー』

 

「割る」・「剥ぐ」・「曲げる」・「編む」など、
職人の手により様々な形を変えることから、無限の可能性を秘めていると、
バンブーに着目してきた建築家、プロダクトデザイナー、家具デザイナーは歴史に存在しています。
バンブーは、日本人の文化や感性に根付いた植物ですが、
イタリアンミッドセンチュリー家具にも優れたバンブープロダクトが眠っています。

 

 

  

 

今回はそのようなミッドセンチュリーに造られたイタリアンバンブーサイドボード をご紹介。

 

 
 

 

ところで、みなさまご存知でしょうか?

 

伐採された竹、実は1本として真っ直ぐなものはなく、
油抜き後の熱を利用して竹の曲がりを一本一本矯正していきます。
この竹の矯正作業なしでは、真っ直ぐな竹を利用することが出来ないため、
バンブーで造られた家具は、非常に手の込んだアイテムです。
 
 

 

 
 

 

バンブーのしなやかさを活かした網目模様のデザインが、優しく軽やかな印象を与え、
その周りを細工なしのバンブーそのもので囲み、引き締めています。

 

 
 

 

角も丸みのあるフォルムが、バンブー特有の優しい風合いを引き出し、
心を穏やかに、リラックスできる空間へと変化させるでしょう。

 

 
 

 

棚板も変更でき、機能性にも優れています。

 

 
 

 

主張が少なく馴染みやすいアイテムのため、様々なテイストに合わせて頂けます。

 

 
 

 

軽やかな雰囲気のサイドボードの上には、ガラスがキーになる イタリアンテーブルランプ 

 

 
 

 

シンプルなデザインでありながらも存在感があり、インテリアアクセサリーとしてもお使い頂けます。

 

 

 

 

 驚く事に、全てガラスで作製されており、高い職人の技術を垣間見る事が出来るでしょう。

 

 

 

 

丸みのあるデザインは、バンブーとの相性も良く、柔らかい印象を与えます。

 

 
 

 

ガラスを透過する光は優しく辺りを照らし、家具やアクセサリーの輪郭が浮かび上がります。 

 

 

 

 

そして、それらと同じ時代に造られた イタリアンデイベッド 

 

 
 

 

こちらはウッドの質感と、ファブリックにご注目下さい。
ベッドフレームは、魅了されてしまうほどに洗練された美しいデザインです。

 

 

 

 
 

 

程よい曲線美、エッジの効いたスタイリッシュな脚元。
デザインバランスの素晴らしさを感じる逸品です。

 

 
 

 

マットレスは、ボアを思わせるトレンドの生地で張り替えました。

 

 
 

 

低反発の中材は、長時間の仕様も快適にしてくれる事でしょう。

 

 
 

 

そのような穏やかな空間を引き締めるのは、
真鍮のパーツがポイントのイタリアンオーバルティーカート 

 

 

 

 
 

 

ガラストップとオーバルの形で表現された軽やかさだけでなく、
空間全体をも暗めのウッドフレームで引き締めてくれます。

 

 

 

 
 

 

イタリアらしいスタイリッシュなデザインで、シンプルでありながらも格好良さを演出しています。

 

 

 

 
洗練されたモダンでファッショナブル、
素材にこだわり、それを最大限に引き出した
イタリアンヴィンテージ家具を是非、お楽しみください。
 

 

Mail aoyama@lloyds-antiques.com
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