前回青山でご紹介させていただいたモダンヴィンテージ
その中でも1960年代以降に流行したポストモダンな家具をご紹介いたします。
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ポストモダンの中にもいくつか派閥はあるのですが、
共通点としてはそれまでの合理的なモダニズムに対して、
装飾や造形に遊び心を取り入れ批判的な立ち位置として広まり、
まさに造形美に傾倒していた思想です。

そんな中でもイタリアでは特にその造形美やカラーにその思想が表れており、
こちらのテーブルやアークランプはそんな時代を象徴するようなアイテムです。


テーブルはジオメトリックな脚部に鮮やかな赤がよく映えたデザインで、
これ単体でもとても惹きつけられる魅力があります。

後ろのアークランプもそれまでのモダンをうまく踏襲しながらも
独特なデザインが色濃く表現されており、
有機的なシルエットに落ち着いたゴールドがこの美しい佇まいを成立さています。

こちらのダイニングの組み合わせもイタリアらしい、
シックなデザインが魅力的です。

こちらのテーブル(青山EGOIST限定アイテム)も造形が非常に美しく、
紫の甲板には遊び心を感じます。
チェアはデザイナーのヴィンテージでハイバックのデザインに
どこか古典主義の要素を感じます。
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ポストモダンのデザインはアンティークと同じく
現代ではあまりつくられない事が多く、
この時代ならではのアイテムが多数存在します。
お部屋のアイコニックなインテリアとしてイタリアヴィンテージで
遊び心を演出してみるのも楽しいかもしれないですね。
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《ロイズ・アンティークス 青山》
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