Lloyd’s Antiques

Journal

ロイズ・アンティークス エゴイスト 2022.08.16

【Buyer's Choice】Biscuit Cabinet


ロイズのメインバイヤーが、
買付出張から無事帰国したようです。
おかえりなさい!
イギリスの写真を何枚か貰いました。
右下の写真は外のマーケットフェアの様子。
一般の方も参加できるそうですよ。
掘り出し物が沢山ありそうですね。
ぜひ私も行ってみたいものです。
現地で買い付けた沢山の家具は、
少し時間をかけて日本へと運ばれます。
皆様も楽しみにしていてくださいね。


さて、今回のエゴイストジャーナルは
【Buyer's Choice】


今回のBuyer選りすぐりのヴィンテージは
1980年代のイギリス製
Biscuit Cabinet



Country:ENG(推定)
Date:1980年代(推定)修復済み
Material:マホガニー


Buyer からのコメント

「イギリスアンティーク収納家具でも
一部のコアな収集家の中での
アイコン的な商品として知られるのが
ビスケットキャビネット。
その多くはこの商品のように
横長のボックスタイプの収納が
斜めに3~4段に付属されているタイプで、
上段部にはメーカーや ショップ名の
サインプレートを入れられるように設計されています。
特に有名なものは
『Jacob & Co.』のサインが入ったキャビネットです。
このサイン名はイギリスのビスケットやクラッカーの
いくつかのブランド名をサインとしていますが、
その他にもティーショップなどのロゴも入ったタイプも
確認されているそうです。
実際にはビスケットクラッカー、カップケーキ、
クッキーなどを収納しながら展示しており、
一部の専門家具とした扱いでした。
ニーズも少ないことから製造された台数も限定的であり、
年々イギリスのアンティーク家具市場でも
見ることは殆どなくなりました
こちらはオリジナルのサインは無いものの、
現在となっては非常に珍しい商品となりますので、
コレクションケース、本棚、靴入れなどでも
存在感を示してくれそうです。」

 

希少価値の高いビスケットキャビネット。
前からもビスケットの箱が見やすいように、
棚自体を後ろに傾かせています。
横から見るとなかなか面白いシルエット。
まるでキャビネットが壁に寄りかかっているようです。
専門用品だった家具を、
現代でどのようにアレンジするのか。
そんなことを考えるのも、
アンティーク家具の楽しさと言えるでしょう。


商品詳細はこちらから。

 

「Buyer's Select」も随時更新中です。
それでは!次回もお楽しみに。


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