Lloyd’s Antiques

Journal

ロイズ・アンティークス 玉川 2012.06.14

どちらがお好み?

梅雨入り蒸し暑くなったと思えば、急に涼しくなったりと…スッキリしない天気が続いていますね。 体調管理にお気をつけ下さい。 さて今回はそっくりなテーブル。しかしある点が大きく違う2つのテーブルをご紹介致しましょう。 こちらの2台のテーブルです。 blog06-13020blog06-13002 2台ともオーク材を使用して作られたテーブル。 2本脚のタイプで、基本的なデザインは同じですね。 blog06-13021blog06-13003 見た目、サイズに大きな差はございません。 さて、共通点が多いこちらのテーブル。 大きな違いはこちらなんです。 blog06-13022blog06-13006 ご覧の通り。両方とも伸張式のテーブルであるのは違いがないのですが、その構造に大きな違いがあったんですね。 左側のテーブルはお馴染みのドローリーフテーブル。 左右の天板下から羽が現れる構造ですね。 伸ばしたときはこのように。 blog06-13023 左右を出さずに、片方だけ出しても天板がフラットになりますので、3サイズでお使いいただけるという点も大きなメリットと言えるでしょう。 blog06-13024 対して右側のテーブルの構造は、中心から天板が現れるタイプ。 blog06-13008 モダンのエクステンションタイプに採用されている事が多いですが、クラシックなテーブルにこの構造はなかなかお目にかかれません。 天板の端に付いているリングを引っ張ると… blog06-13010 中心のフックが外れる構造。 blog06-13018blog06-13019 ロック機構もしっかりと備え付けられているんです。 開いた時の継ぎ目もピシャリと合います。 1930年(推定)当時の物とは思えない精度ですね。 そしてこの使いやすさ。 可愛らしいロゴの表記にも納得です。 blog06-13007 さて今回ご紹介した2つのテーブル。 お客様はどちらがお好みでしょうか。 当時の作りのこだわりを、是非店頭でご覧になって、感じてみてください。
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