Lloyd’s Antiques

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ロイズ・アンティークス 青山 2021.08.22

威風

一般的にも重厚で、デコラティブなイメージを持って頂いているであろうアンティーク家具ですが、 此度入荷を致しましたアイテムはその中でもトップクラスの存在感、デザイン性を誇る一台です。 是非とも芸術世界に身を構えるアンティーク家具を共にご覧下さい。 aoyama_20210822-25 W1830mm×H2180mmで設計されたこちらのシフォネア。サイズ以上の佇まいは圧巻の一言です。 なんと言ってもまず目を奪うのは、広々とはめこまれ、抜けるような奥行きを幻想させるミラーバック。 気持ちの良いほど拓けた鏡の世界に、きっとあなたも素通りできず足をとめることとなるでしょう。 aoyama_20210822-11 aoyama_20210822-12 圧倒的な存在感には圧迫感がつきものですが、メインミラー以外にも各所にミラーが施されて、 フレームもデザインと調和のとれた美しくも軽やかな透かし彫りであしらわれており、絶妙なバランス。 aoyama_20210822-17 aoyama_20210822-13 細やかに意匠の凝らされたフレームの材は、バーウォルナット材と呼ばれるウォルナット材の中でも 一部しか採ることが出来ない希少なコブの部位が使用されており、材質も一級品のこだわりです。 それに加え、天板に敷かれた滑べやかな厚みのあるマーブルが、一層に優美さと重厚さに拍車をかけます。 aoyama_20210822-23 aoyama_20210822-14 そもそもシフォネアとは19世紀に製作され、当時の上流階級に人気のあった高級サイドボードを指すもの。 どのパーツをとっても素晴らしいクオリティが、全体に相乗した見事な逸品です。 aoyama_20210822-20 aoyama_20210822-22 また、美しいミラーがはめ込まれた扉を開けると、大開口の収納スペースに。 aoyama_20210822-19 両サイドにも収納が可能で、大容量の収納家具でもあります。 aoyama_20210822-18 共にご紹介するのはこちらのヴィクトリアンアームチェア。 こちらのアイテムもまたヴィクトリア朝期に作られた一品。 aoyama_20210822-1  堂々とした力強さを感じさせるフレームにはマホガニーが使用され、 艶めく木肌に、背もたれ上部の美しいレリーフも相まって気品溢れる佇まいです。 aoyama_20210822-5 aoyama_20210822-6 aoyama_20210822-4 またこちらのアイテムは座面部を前方へスライドさせることが可能な構造となっており、 寛ぐ姿勢にあわせて傾斜を変えられるという機能性まで備えた実に有意義な一台なのです。 aoyama_20210822-7 aoyama_20210822-8 新たに張替た深いグリーンのファブリックも美しく、 全体の印象は総じて実に典雅で、シックな仕上がりです。 aoyama_20210822-9 aoyama_20210822-3 様々なアンティーク家具やリプロダクションなどもさくっと見つけられる今日ですが、 本物のアンティークが魅せてくれる佇まいや存在感は唯一無二の魅力があり、 私達の日常を実に豊かなものにしてくれる事でしょう。 今回はそんなパワーに敬し、『威風』というテーマでご紹介させて頂きました。

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