Lloyd’s Antiques

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ロイズ・アンティークス 青山 2020.09.06

魅惑のマホガニー

 アンティーク家具だからこその出会い。現代家具では見ることの叶わないとてもユニークで、 贅沢で、美しいさまざまなアイテムたち。時に鞣され一層に深く輝く木肌の艷やかな質感は、 洗練された佇まいを感じさせます。今回はマホガニー材を使用した非常に優美な3つのアイテム をご紹介致します。 aoyama_20200905-24 まずはこちらのダベンポートデスクと呼ばれる実に個性的なライティングデスクから。 aoyama_20200905-23 18世紀後半、その当時英国海軍の船長を務めていたヴィクトリアン・ダベンポート氏が船内にて 使用出来るものを、というオーダーを受け、英国老舗メーカーであるギロウ社が製造したのが始まり とされるアイテムです。 aoyama_20200905-20 aoyama_20200905-19  ヴィクトリア朝期には、そのコンパクトなサイズ設計やユニークで可愛らしいフォルムが 評判を呼び、女性貴族の間で人気を博しました。細やかな収納に、傾斜のつく天板、ダミーの抽斗 など、その丁寧に作り込まれた遊び心が多くの女性たちを虜にしたのでしょう。 aoyama_20200905-22 aoyama_20200905-21 2つ目のアイテムはこちらのタイトなシルエットが特徴のブックシェルフ。 W550 D280というサイズが圧迫感を与えずにご使用頂けるため、さまざまなシーンで その美しい立ち姿を望める一台です。 aoyama_20200905-17 オープンシェルフに加え、扉付きの収納から抽斗まで設えられており、実に利便性の高い のもポイントの一つです。またアクセントとなる真鍮製のつまみや、さり気なく施されたインレイが、 艷やかな曲線を縁取るマホガニーの美しさを引き立て、全体を上品な印象が包みます。 aoyama_20200905-15 aoyama_20200905-16 aoyama_20200905-12 aoyama_20200905-13 3つ目のアイテムはデスクに合わせて、こちらのフレンチホールチェア。 aoyama_20200905-6 aoyama_20200905-1 すっきりとした直線を成すマホガニーのシンプルな品格を感じるこちらの一台ですが、 各所にあしらわれた装飾もアクセントとなり、またファブリック部は新たにペイズリー柄の生地で 張り替えられており、とても美しい表情を称えています。 aoyama_20200905-5 aoyama_20200905-4 aoyama_20200905-2 aoyama_20200905-3 柔らかな優雅さを醸すアイテムたちに囲まれて、華やかなミラーなどを組み合わせて、 コーディネートに彩りとバランスをプラスするのもいいかもしれませんね。 aoyama_20200905-9 aoyama_20200905-7  今回ご紹介したアイテムは英国クラシックの中でも、非常に優美でスマートなサイズのもばかりです。 是非プライベートシーンが一層に華やぐ一台をお試し頂ければと思います。

《ロイズ・アンティークス 青山》
東京都渋谷区神宮前3-1-30
Tel 03-5413-3666
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