今回ご紹介する致しますのは、
北欧デザインの父、コーア・クリント(Kaare Klint) の名作、
「 サファリチェア 1960年代(推定) スウェーデン製 」

kaare klint safariチェア (QM008113)
北欧モダン家具の基礎を築いた偉大な建築家であるコーア・クリントは
機能主義的な設計に基づいて家具を制作することを念頭に置いていました。
英国軍の遠征椅子の、道具としての椅子の側面から着想を得た本作品。
まさに、クリントの思想が十分に反映された一脚です。



この椅子の大きな特徴はピボット式(可動式)の背もたれです。
背もたれの支柱と横木が固定されていないので、角度を柔軟に変える事ができます。
もう一つの面白いポイントは、釘や接着剤を最小限に押さえて制作されている点です。
座る人の体重で各パーツが締め付けられ、安定感が増すという仕組みです。
極めて合理的で機能的な設計です。


また、機能美はさることながら、座面や背面に張り巡らされたレザーも一級品。
深みのある飴色にエイジングされたオリジナルレザー。
使い込まれたシワや艶は、現代品では再現不可能だと悟る事ができます。



どこか野性的でありながら、上品で機能的。
モダンな空間から和の空間までにも馴染んでくれるでしょう。
贅沢な椅子と贅沢な時間を。
《ロイズ・アンティークス 青山》
東京都渋谷区神宮前3-1-30
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