イタリアヴィンテージにおけるミッドセンチュリーの先駆者の一人クラウディオ・サロッキ（CLAUDIO SALOCCHI）によるデザイン。 彼が製造を依頼していたメーカーであるソルマニ（SORMANI）より作られたローズウッドのサイドボード。この時代にデザインされた イタリアンミッドセンチュリーは直線的なアールデコの様式を模して発展させてスタイルと、曲線的で優雅なクラシックオールド ファッションにインスパイアされたスタイルの２つに大きく分けられると思いますが、サロッキのデザインは前者の直線的で男性的であり、 無駄をそいで各部パーツを主張させた他に類を見ない家具になっています。また高いデザイン性でありながらも、家具としての実用性も十分 に満たしており、素材のローズウッドも相まって独創的なインテリアピースとして存在感をは放っています。イギリスや北欧ヴィンテージとは 一線を画した前衛的でデザイン性の高い逸品といえるでしょう。