どこから見ても美しい造形美、
毎日使うものだからこそ、
そういった美しさを常に感じられるものに惹かれます。
本日は、そんな”魅せる家具”をご紹介します。

時代は1960年代イタリア、
ミッドセンチュリーと呼ばれる時代のデスクです。
ミッドセンチュリーとは「1世紀の真ん中」という意味で、
それを業界では20世紀中盤のデザインとして呼んでいます。
北欧モダンと違いイタリアらしいエッジの効いたデザインは、
現代でも人気があります。

素材はマホガニー材と真鍮。
マホガニー材と聞くと、
イギリスのアンティーク家具を想像される方も多いのではないでしょうか。
国や時代が異なると魅せ方も違うようで、
イギリスアンティークですと
象嵌アートでデザインされている事が多く見られます。

一方、こちらの抽斗を見てみると、
杢目をあえて放射線状に広がるように計算して使われおり、
その印影がとても美しいです。


個人的には、横から見たフォルムが一番魅力的に感じます。
脚のデザインはもちろん、
天板の縁には細かい彫りがあしらわれており、
エッジの効いたデザイン。

裏面もしっかりと作り込みがされているのは、
壁付けで置いて使うとなったとしても、
ちょっと贅沢さを感じます。

椅子はお好みのを合わせて。
魅せるインテリアを是非お楽しみください。
《ロイズ・アンティークス 青山》
東京都渋谷区神宮前3-1-30
Tel 03-5413-3666
Mail aoyama@lloyds-antiques.com