現代では、時代の変遷とともに過去の遺産と呼ばれるようになった
クラシック家具。それらは数は少なくなっているものの
今なおその姿を残しています。
今回はそんな現代では体現されることが少なくなってしまった、
希少なアンティークを用いてコーディネートを組んでみました。
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それぞれおよそ1900年代ごろのアンティークで、
その秀麗なフォルムが空間を美しく演出しています。
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こちらはヴィクトリア朝時代のシフォネアです。
ヴィクトリアンらしい細やかな装飾に目が惹かれます。

軽やかに描かれたミラーのアーチも美しく、
大理石の天板は絢爛な装飾たちをよりきれいに魅せるかのようです。


収納も充実しており普段使いにも適しています。
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こちらのテーブルは「女王陛下のキャビネット製作者および室内装飾」に
任命されていた、John Taylor &Sonによるデザインです。
3本脚が特徴的で、4本脚や2本脚にはない
曲線の美しさを表現しています。



スタイリッシュなデザインと最高品質の木材によって作り出される
John Taylor &Sonによる高水準のプロダクト、
非常におすすめのテーブルです。
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当時から現代に至るまで、アールヌーヴォー、アールデコ、
デ・スティル、モダニズムなど様々なスタイルが目まぐるしく、
それでいてなだらかに変容していきました。
そんな中でもその唯一無二な価値を残しながら、
今日まで受け継がれてきたクラシカルな家具たち。
そんな家具たちの空間に酔いしれてみてはいかがでしょうか。
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