1837~1901年もの長い間、ヴィクトリア女王が国を治めていたイギリス。
その後、国王に即位したエドワード7世は59歳。
1901~1910年と、およそ10年ほどの短い在位期間でしたが、
語学が堪能で類まれな外交センスを持っていたエドワード7世は即位後、
ヴィクトリア時代からの脱却を進めました。
在位期間が対照的なように、ヴィクトリアン様式とエドウォーディアン様式も対照的です。
ヴィクトリアン様式に見られる豪華絢爛な装飾とは正反対の
シンメトリーなデザインで落ち着いた印象がエドウォーディアン様式の特徴です。
こちらの エドウォーディアンペディスタルデスク も、
その名の通り、エドウォーディアンスタイルのアイテムです。
直線的でシンプルなデザインが
素材の良さをより際立たせ、その美しさに見る者を魅了します。
抽斗下の装飾は、
職人の高い技術と拘りが感じられます。
収納部も充実しており、
華奢な取手が軽やかさを演出します。
天板はレザートップ仕上げで
使い続けることによる風合いもお楽しみいただけます。
デザイン的にも機能的にも大変美しい逸品と言えるのではないでしょうか。
そのようなデスクと合わせるのは、
重厚感ある彫刻と外に跳ね上げられたデザインの脚がマッチした
可愛らしい印象のヴィクトリアンピアノスツール。
優雅でありながら落ち着きを感じさせ、置くだけで空間に品格が生まれます。
また、赤色の座面が空間に彩りをもたらします。
座面部分を回して高さを調節できるのも魅力的ですね。
エントランスや廊下の腰掛けとして、
窓際にテーブルと合わせて寛ぐ場所にもお使いいただけます。
デスクと共にクオリティの高さを感じるアイテムではないのでしょうか。
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時代の流れとともにアンティークをお楽しみ下さい。
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