Lloyd’s Antiques

Journal

ロイズ・アンティークス エゴイスト 2022.08.29

【Buyer's Choice】 Pastry Table


EGOISTは目黒区碑文谷の静かな住宅地にお店を構えています。
エゴイストの真正面には真っ直ぐな道が続き、
夕方になるとカウンターから綺麗な空が見えます。
アンティークを静かな雰囲気で
じっくりとご覧いただきたい方には最高の場所です。
もちろん、スタッフは明るく! 皆さまをお待ちしていますよ。
ぜひ遊びにいらしてくださいね。


さて、今回のエゴイストジャーナルは
【Buyer's Choice】


今回の Buyer 選りすぐりのアンティークは
1930年代のイギリス製
Pastry Table



Country:ENG(推定)
Date:1930年代(推定)修復済み
Material:オーク


Buyer からのコメント

「こちらはユニークなアンティークテーブルです。
イギリスでの名称はペイストリーテーブルと呼ばれる事が多く、
その意味をディーラーを介して確認したところ、
当時の英国の生活文化に寄り添う、
少し特殊な家具でした。
ディーブレークを重要とするイギリス人にとって、
お茶菓子はつきもの、
普段から焼き菓子などを作る作業台として
このテーブルを使用していたことから、
ペイストリーテーブルとして認知されたようです。
作業台、兼ダイニングテーブルとしての意味を持っています。
そうなるとアンティークダイニングの王道として知られる
”ドローリーフテーブル”も同じ伸長式で同様なスタイルなのでは?
と思っている方も多いはず。
構造が違うことから、
こちらのペイストリーテーブルは片側使用ができないのです。
広げて使うか、閉じて使うかの2択となりますが、
このような生活文化背景を
現在のダイニングシーンとして取り入れるのは非常に感慨深いです。
羽根部分に接したオリジナルの真鍮の蝶番含めて、
雰囲気の良い商品と言えます。
非常に数の少ないテーブルですので、
文化背景をセットでおすすめしたい商品です。 」

 

希少価値の高いアンティークテーブル。
時代背景も楽しみつつ、
当時とはまた違う使い方で、
楽しんでいただくのも「粋」ですよね。
羽をたたむと非常にコンパクトになります。
普段は少人数で使用し、
大人数の時は羽を広げ使う。
場面で様々な形状に出来るのは、
現代住居にもぴったりなのではないでしょうか。


商品詳細はこちらから。

 

「Buyer's Select」も随時更新中です。
それでは!次回もお楽しみに。


エゴイスト店では200坪の広々とした空間のコンセプトショップです。
換気や消毒環境含め、感染対策を徹底の元、営業しておりますので、
お近くをお立ち寄りの際は是非ご来店くださいませ。
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