Lloyd’s Antiques

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ロイズ・アンティークス エゴイスト 2025.03.01

A new season.

3月になり、春の気配を色濃く感じる時期となりました。

ロイズ・アンティークスEGOISTでは、西陽が差し込む時間が変化し、

陽の長さにより一層の季節の移りゆきを感じます。

 

 

夕方の時間も、冬場のノスタルジックな雰囲気とは違い、

どこか高揚感に満ちたものに感じますね。

 

 

今回は、陽の光を受けながらリラックスした時間を過ごす家具をご紹介致しましょう。

 

まずは、こちらのサイドボードです。

 

 

北欧デザインを踏襲しながらも、

都会的なデザイン要素を取り入れたUKヴィンテージ。

ブラックのライン取りや脚部など、

どこかスタイリッシュなデザイン性も感じられるこのサイドボードも、

UKらしい表現を感じられる一台です。

 

 

チーク材の突板と、無垢のパーツにて構成されており、

それぞれの質感のコントラストも注目頂きたいポイント。

 

 

収納はシンプルな構成でありながら、大型のスペースと引き出しといった、

機能面としても使い勝手の良い要素が盛り込まれます。

 

 

 

また、H720mmと、比較的ロータイプなサイズ感も魅力的であり、

機能性と相まってミニマルな存在感が重宝する事でしょう。

 

経年変化を経た質感も魅力的であり、

ヴィンテージらしいキャラクター性を存分に感じる事ができます。

 

 

 

そんなボードに合わせてリラックスするソファは、フィン・ユールの一脚を。

 

 

 

家具の彫刻家と呼ばれたフィン・ユールですが、

後期には生産効率を重視したプロダクトも多くデザインしました。

 

 


 

その時代の作品の多くを担っていたメーカー「フランス&サン」によって生産されたこちらのプロダクトからは、

「彫刻」とは違った彼のデザインの魅力を感じる事ができます。

 

独創的なデザインとは対象的に、

普遍的で、完成されたデザインバランスはどのような環境にも馴染み、

生活の中心的な家具として末永くお使い頂ける事でしょう。

 

新たな季節を迎え、生活も移りゆくこれからの時期。

お気に入りのヴィンテージがある空間を、日常にプラスしてみてはいかがでしょうか。

 

 

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