Lloyd’s Antiques

Journal

ロイズ・アンティークス 青山 2024.09.18

A designer's vintage - KK47000 Safari Chair -

本日ご紹介するデザイナーズヴィンテージは
デンマークの巨匠コーア・クリントによるデザインの
 
 
 
 
 
 
 
今でこそ家具は大量生産からの観点から組み立て式のものが大半ですが、
当時、英国軍遠征の際、持ち運びが容易なチェアとして
組み立て式のチェアが用いられていました。
それをモデルとしてデザインされていることで
有名なサファリチェアですが
後にArne Norellもサファリチェアをデザインしています。
 
こちらはキャンバス生地で張られたモデルで、
現行だとホワイトアッシュで組まれ、
アーム部分はホワイトレザーが用いられたものが流通しています。
そのためこちらのチーク材、ブラックレザーが使われている個体は
珍しくヴィンテージならではのものになります。
 
デザインに関してはコーア・クリントらしいスタイリッシュかつシンプル、
それでいて構造美さえも兼ね備えており、座った際の座面のたわみや
背もたれの駆動が座り心地のよいデザインとなっています。
 
見た目も非常にスマートでちょうどよいサイズ感でおさまっています。
それぞれの素材が互いによさを引き出し、
ヴィンテージならではな風合いを醸し出しています。
 
 
 
他に類を見ない唯一無二のデザイン、機能性、美しさ
ぜひ店頭でその美しさをご覧ください。
 
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