本日ご紹介するのは「家具の彫刻家」として知られる
Finn Juhlによるデザイン、diplomat chairです。
このチェアはその名の通り、外交官（diplomat）のための
チェアとして、各国のデンマーク大使館で
使用されていました。
座面の下にあるスペーサーによる浮遊感が特徴的で
軽やかなデザインへと昇華されています。
こちらのチェアはマホガニー材を用いており、その直線的な杢目と
曲線のあるデザインとのコントラストが大非常にしく映えています。
背もたれの絶妙な曲線、座面のクッション性は
独特で快適な座り心地を体現しています。
アームの秀麗さは全体のバランスを崩さず目を惹く存在感があります。
デザインされた1963年当時はフランス&サンに版権がありましたが
1966年11月にポール・カドヴィアスに買収され、
社名がCadoに変更されました。
こちらのチェアはタグからも分かる通り、Cado製のチェアとなっています。
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どこを切り取っても美しいプロポーションを持ち合わせたこちらのチェア
ぜひパーソナルチェアやデスクチェアとしてお楽しみください。
