「Inlay」
象嵌細工。一つの素材に異質の素材を嵌め込む工芸技法。
クラシック家具によく使われている工芸技法で、
様々な模様を天板に、笠木に、抽斗に、脚元に、、、
その家具を彩る装飾として昔から好まれてきました。
ロイズ・アンティークス名古屋松坂屋にも
美しいインレイを持つ家具が入荷いたしました。
ディスプレイキャビネット（IF001155）
扉上部に施されたインレイ。
蔦のようなこの細い装飾も切れ込みを入れた木材に
別の木材を嵌め込み、模様を作っています。
下段の扉にもインレイが施されており、
正に絵画のようにその装飾が際立っています。
途方もない拘りから生まれたその装飾は
芸術のようにお部屋を彩ってくれます。
ディスプレイスペースも光を多く取り込み、
中のものを美しく飾ってくれます。
グラスやガラス小物などを飾るとより綺麗に光り輝いてみえることでしょう。
インレイだけではなく、アンティーク家具には
ひとつの芸術としての美しさも宿っているように思います。
絵画のような美しい家具をお部屋でじっくり眺める時間も乙な時間ではないでしょうか。
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