
象嵌とは、工芸の装飾技法の一つ。
木材に模様などを刻み込み、そこに他の材料(木材)をはめ込んだ物を指します。 象嵌のデザインにも花や葉、ラインなど様々なものがあり、 それぞれ繊細な装飾が美しく、味わい深い作品となるわけです。
今回は、象嵌が施されたオケージョンテーブルの魅力を綴ります。
【オケージョンテーブルIH001166】
推定1910年代のイギリスで作られたオケージョンテーブル。
オケージョンテーブルとは、サイドテーブルやデスクとしてもお使いいただけるサイズのテーブルです。
サイズ感もほどよく、様々な場面で活躍する優れもの。
全体的にシンプルかつ凛としたフォルムで、非常に美しい逸品です。


このテーブルの魅力は、やはり象嵌。 まずはテーブルの縁に施された繊細な工芸技法が美しい。 マホガニーの美しい天板を囲うように巡らせた象嵌は、とても目を引きますね。 幕板部分にもラインの象嵌が施され、抜かり無いデザイン性が光っています。


上から見ると、天板に広がるマホガニーの美しい木目がよくわかります。 その縁の象嵌も、ワンポイントとなっていますね。


脚、棚にも象嵌が。 ギリギリまで細くした脚が、凛としたスタイリッシュな雰囲気を醸し出しています。 棚にはお花を飾ってみても素敵かもしれません。 どこを切り取っても、象嵌好きにはたまらない至高のテーブルですね。 ・ ・ ・ シンプルながらも、一目引くオケージョンテーブル。 ちょっとしたスペースにいかがですか。
〒103-8001 東京都中央区日本橋室町1-4-1 日本橋三越本店本館5階 家具サロン TEL:03-3274-7957(直通) 【ロイズ・アンティークス 日本橋三越のアイテムはこちらから】