Lloyd’s Antiques

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ロイズ・アンティークス ウェアハウス 2021.11.01

「一点物」である理由。

ウエアハウスでは毎日、様々な商品を見ていますが アンティーク家具は同じものを見つけるのが非常に難しい、「一点物」という フレーズをリアルに実感できます。 今回はその理由の一つである「装飾」の一端を、ざっくりとですがご案内致します。 最初はガラスの「装飾」です。 今回はその中から、「ステンドグラス」を取り上げてみます。 DSC_8353 DSC_8352 直線と曲線を駆使した様々なフレームが造られ、その時点でデザインのバリエーションは 非常に膨大なものとなります。 更に、はめ込まれるガラスは多種の色があり、場合によってはマーブル模様のガラスや 平面ではなく、細かく波を打たせた様な加工がされたガラスや 立体的に膨らみを持たせたガラスを用いたりと、ガラスの種類自体も 非常に多岐にわたります。 DSC_8351 次は「タイル」を使った装飾です。 DSC_8354 DSC_8355 こちらも様々な色、模様、一枚のサイズのバリエーションが豊富です。 本体のデザイン、サイズとの組み合わせで表情が変わっていきます。 DSC_8356 ↑こちらの商品はコーヒーテーブルの天板に、複数のタイルで釉薬によって描かれた1枚の絵のようなタイルが貼り合わせれており、非常に作家性の高いものとなります。 また、ベースの無地タイルもよく見ると色の入り方は均一ではないので 奥行きのある見栄えになります。 次は「カッティングや彫刻」の装飾です。 DSC_8346 DSC_8345 これらの装飾は様々なモチーフ、アイデアを見る事ができます。 彫り抜いたり、深さに差を持たせた彫り方を用いる事で 非常に立体的な仕上がりになります。 DSC_8348 DSC_8347 DSC_8350 また、アイテムや場所を制限される事が少ないため 一番目にする機会が多い装飾ではないでしょうか? DSC_8349 今回は普段目にする事が多いものを、大きく分けてご案内しました。 この他にも、象嵌に代表される「埋め込みによる装飾」や「特徴のある木目を活かした装飾」など 装飾の種類はまだまだあると思います。 それぞれの装飾には非常に細かなアイデア、技術が必要とされ 商品一つ一つの個性が生まれていくのだと思います。

《ロイズ・アンティークス ウェアハウス》


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