Lloyd’s Antiques

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ロイズ・アンティークス 玉川 2021.08.25

陰翳と物語

「悩みが多いから私は楽しい物語を書く」 アメリカの小説家ルイーザ・メイ・オルコットの言葉です。 彼女の代表作である【若草物語】は、 幼少期に過ごした姉妹たちとの 実話を元にして作られたと言われております。 私も学生の頃に、彼女の作品を何度も読んだことです。 昨年リメイクした映画「ストーリー・オブ・マイライフ」では、 主人公のジョーがビューローを使って物語を書いているシーンが 印象的ですね。 今回は、そのビューローを使った楽しい物語が描けそうな大人の空間をお届けいたします。 tamagawa-20210803-01 マホガニー材の赤みがかった色合いが美しいビューロー。 特に天板から前面にかけて、杢目と艶が非常に綺麗であり、 思わずうっとりとしてしまいます。 tamagawa-20210803-02 内側正面には3つのレターラックがございます。 友人用、仕事用、恋人用と、 もしかしたら、分けていたのかもしれませんね。 両端には取っ手付きの収納スペースがあしらわれており、 切手などを入れていたのでしょう。 当時の使用用途を考えると、 さらに面白い物語が描けそうですね。 tamagawa-20210803-03 脚元は、ボウルアンドクロ-の創り。 龍が水晶を持っている形をイメージして作られたとされています。 シンプルなビューローに、ほんの少しだけ装飾を加えた 大人なアンティークをお楽しみ下さい。 tamagawa-20210803-04 こちらは、1950年のイタリア製フロアランプ。 見どころは、シェードの影。 光と影のバランスが美しい逸品です。 70年経ってることを忘れさせてくれる真鍮の輝きにも ぜひ注目して御覧ください。 tamagawa-20210803-05 同じくイタリアの1970年代チェアをご紹介いたします。 華奢なラインがイタリアらしく、 ディスプレイ用としてもコンパクトに収まります。 先程のシェードと同じく、 背もたれの影が美しいですね。 tamagawa-20210803-05 生地は国内で張り替えております。 落ち着きのあるファブリックは、 ユニークなチェアと相性がよく、 遊び心のある空間になることでしょう。 tamagawa-20210803-05 皆様のお越しをお待ちしております。 《ロイズ・アンティークス玉川》 〒158-0094 東京都世田谷区玉川3-17-1 玉川高島屋S・C南館6F TEL 03-5716-2950 営業時間 10:00 – 20:00

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