約100年の時を経ても尚、その魅力が色褪せる事のないアンティーク家具達。
現在では再現が難しい彫刻や、材質の贅沢な用い方など、雰囲気だけでなく、プロダクトとしても、
高いクオリティを感じる事が出来ます。
時代背景や、生活様式の中で生み出された家具は、ひとつひとつがキャラクターを持ち、
まさに一点物の家具の魅力が存分に詰まっております。
今回ご紹介するテーブルも、アンティークらしい小粋な一台です。
小ぶりなサイズが扱いやすいこちらのテーブル。
まずは天板の美しさに目を奪われる事でしょう。
マホガニーの化粧板が用いられており、
ホログラムの様な輝きを放ちます。
また、縁取りを別の化粧板にすることで、
本体フォルムのラインがくっきりと浮かび上がり、
独特な天板の曲線がより際立ちますね。
小物の収納に便利そうな引き出しの前板にも、
インレイが施されており、細部まで作り手の拘りを感じます。
さて、お気づきかと思いますが、こちらのテーブルの最大の特徴は、
カードゲーム用に設計されたデザインであることです。
天板が四方に開閉できる仕組みになっており、
それらを開くことでカードテーブルに早変わり。
天板が回転することで、開いた面の強度も保たれます。
フェルトが貼られているため、よりプレイがしやすくなります。
昔の英国紳士が、お酒などを嗜みながら楽しんだのでしょうか。
当時に思いを馳せる事で、よりアンティークの愉しみが増えますね。
そんなテーブルには、やはり英国アンティークのチェアを合わせます。
同年代に作製されたこちらのチェア。
繊細なフォルムが軽やかな印象をもたらします。
大変軽量で、女性でも扱いやすく、他のチェアに比べ座面高も低めに設定されており、
腰掛けやすいチェアです。
長い年月で生まれる艶(パティーナ)の質感は抜群で、
これからもワックスなどでお手入れしていくことで、より雰囲気を増していく事でしょう。
ブラスと相性の良いクラシック家具。
傍らにはフロアランプを。
ヴィクトリアン期に作製されたブックケースを壁面に合わせれば、
一点物の魅力が詰まったアンティーク空間の完成です。
長い年月を経てきたアンティーク家具。
改めてクラシックの家具の魅力を感じて頂ければと思います。
ロイズ・アンティークスでは年末年始にかけて、新着のコンテナが多数入荷予定です。
是非、ご期待下さい。























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