ブナ材を使用した曲木のチェアたち。
ベント(bend)=曲がる
ウッド(wood)=木
ベントウッドチェアと呼ばれるこれらのチェアの歴史は古く、
1830年代まで遡ります。
ミヒャエル・トーネットが発明した木を蒸気によって柔らかくし曲げる技術。
それによって、ひとつひとつ手作業で作られていた家具の歴史は、
大量生産の時代へ移り変わります。
しかし、ベントウッドチェアの持つ美しさは不変のもの。
量産の技術をふんだんに用いる事で、
あらゆる家具をあらゆるデザインで実現して行きます。
やがて、専売化されていた技術は共有されて世界を駆け巡り、
様々な国で文化と融合しその国ならではのスタイルを持ち始めます。
シンプルなものからデコラティブなものまで。
座面のデザインも様々です。
クロコダイルや花をモチーフにしてあったり、


このようにパンチングで星型をデザインしたものも。
自在に曲げられた曲木の美しさ。
それぞれが持つ個性に対し、
惹きつけられる人もそれぞれ。
世界中の誰しもが、
「私の一脚」に出会う旅をしているのです。
《ロイズ・アンティークス 青山》
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