Lloyd’s Antiques

Journal

ロイズ・アンティークス エゴイスト 2025.01.05

自然が作り出したデザイン

杢目の美しさと、曲線をきれいに取り込んだ
エレガントなシルエットのデスク。
およそ1930年代英国にて作られ、
収納も多く用意されており、機能性にも優れている点も魅力的です。
 
一番の魅力はやはりウォルナットの美しい杢目です。

世界三大銘木の一つであり、何年もかけてゆっくりと成長するため、
杢目が細かく締まり、堅く、歪みや伸縮が少ない木材です。
 
細かなデザインの彫刻や正面の曲線は
ラグジュアリーな雰囲気を醸し出し、
空間に華をもたらします。
 

およそ1930年代の英国にて作られた、
正面の緩やかな曲線が印象的なチェスト。

ウォールナットの玉杢と呼ばれる独特な杢目は、
美しさと華やかさがあり、
魅せる家具としてもディスプレイ台としてもおすすめです。
 
ウォルナットはヨーロッパでは、16世紀から17世紀にかけて
富の象徴とも言われ、家具に使用される人気の木材でした。

現代では無垢板としてウォルナットの堅さを
いかした家具作りに使用されることが多いですが、
アンティーク家具では、ウォルナットの美しい杢目を
模様として使用し洗練されたデザインの家具が多く造られていました。
 
 
 

 

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