アンティーク、ビンテージアイテムの中でも、一際目に付く『逸品』な家具。
英国含めたヨーロッパで買い付け先にて、『逸品』アイテムを探す事ができたときは、バイヤーも心躍る時です。
そんな私たちでも心豊かにしてくれるアイテムは、お客様にきっと届いている事と思います。
そうして現地先から日本へ到着し、この「EGOIST」にて展示された家具たちは、どのような家でコーディネートされるか気になる方もいらっしゃるかと思います。もちろん私たちロイズスタッフもとても気になっていました。
今回は今までの『逸品』たちの様子をご覧いただきたく、長年お付き合いいただいているK様宅へお邪魔いたします。
出逢いはいつも突然です。
家具との出逢いは、まだ家が完成していない時でした。
一点ものの家具たちは、今後手に入ることが難しいので納品まで少しお預かりさせていただきました。
そして待ちに待った無垢オークのティルトップ型のラウンドテーブルは、このような素敵な合わせ方。
木の感じが十二分に感じられるそのテーブルの存在感を感じつつ、相反する素材のカルテル マスターズチェアを合わせることで絶妙な相性が完成。
アンティークビンテージ家具のいいところは、程よい雰囲気を作ってくれることですね。
上を見上げると、ベルギー(推定)のシーリングランプ。
多数カットされたガラスシェードの表情を楽しみつつも、テーブルとの全体バランスがとても素敵です。
奥に佇むパブテーブル。
大きな庭から自然光を受ける多肉植物と、逆光にてそのパブテーブルの脚の線の美しさが浮き出てきます。
ふと一日の出来事を語り合うのにふさわしいテーブルで寛いでると、自ずとリキュールが手に届くところにあれば幸せです。
飾ることがメインと考えられている「キャビネット」ですが、このように上部にグラスを下部にボトルをリズムよく並べると、収納しながらインテリアに溶け込みます。
キャビネットの上のお花や、小物、そしてお部屋の天井から床までと。
インテリアがとても好きなK様の心遣いが、大いに感じられますね。
2階への螺旋階段。
質感と色の統一感が意識しつつ、お部屋全体の雰囲気とのバランスをまとめてくれています。
飾りすぎず、そしてギミックな遊び心がポイントですね。
次の写真もこのまま進めたいところですが、今回はここまでです。
前半だけでも伝わる素敵な雰囲気。
一つ一つの個性ある家具たちが、K様によって掛け合わしたり、引き算することで、素晴らしく調和されていますね。
それでは残りの部屋や、家具との合わせ方の後半もぜひお楽しみください。
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