イタリアの家具デザイナー、
ガストーネ・リナルディ
その作品の多くは、
彼の父が設立したRIMA社から発表されています。
金属を用いた家具が多く、
工業が生み出す美を追求したデザイナーの一人。
そんなガストーネの家具が2点青山に入荷いたしました。
まずはこちらのテーブル。
複数のクロムが束ねられたデザインの一点。
ガラス天板から透けて見える部分もまた魅力的なアイテムです。
丸みを帯びたフォルムが特徴のこちらは
1960年代にデザインされたチェア。
オリジナルのレザーは柔らかく、
包み込むような掛け心地です。
何重にも折り重なる様なクロムのデザインは
かつてのパンアメリカン航空のロゴをモチーフにしたもの。
1950年代後半から北米へ進出したガストーネに
航空会社がリクエストし作成したものとされており、
Pan am chair と呼ばれています。
背についたフックを外すと
レザー座面を取り外すことが可能です。
フレームのみの状態も非常にかっこよく、
まさに工業の美を感じます。
デザイン性や使い心地へのこだわりはもちろん、
家具が生まれた背景を知ると
よりいっそう面白味が増すデザイナーズ家具。
ぜひ店頭でご覧ください。
《ロイズ・アンティークス 青山》
東京都渋谷区神宮前3-1-30
Tel 03-5413-3666
Mail aoyama@lloyds-antiques.com
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