1800年代後半、ベントウッドチェアはオーストリアやチェコ、ハンガリーにて製造されておりましたが、
当時から愛用家はヨーロッパ各地におりました。
ベントウッドチェアをヨーロッパへ広めたのが、1825年に登場したイギリスの商業鉄道です。
イギリスをきっかけに、アメリカやヨーロッパ、インドで瞬く間に鉄道が整備されました。
鉄道ができたことで、ヨーロッパ各地の店頭には「新商品」として他の国の商品が並ぶようになり、
その一つがオーストリアで誕生したベントウッドチェアでした。
産業革命によって流行したベントウッドチェアは、当時多くのメーカーでつくられ、デザインや構造もさまざまです。
こちらの2点は「フープ」と呼ばれる丸い背もたれのチェア。
曲木ならではの曲線がよく表れています。
座面もそれぞれ違ったエンボス加工が施されております。
こちらはバンブーと呼ばれる背もたれ。竹のように節がデザインされています。
左のチェアはスピンドルと呼ばれ、ボビンが連なったようなデザインの背もたれを持っています。

同じデザインのチェアでも、当時は曲木の作業もほとんどが手作業。
木材の個性もある為、座面の高さや背もたれの曲がり具合など1点1点違います。
こちらの2点も背もたれの角度が大きく異なります。

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- TP000126
- W450 D450 H880
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本体価格 ¥55,000
(税込 ¥59,400)
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