Journal ロイズ・アンティークス 青山 2018.09.27 ビューローでつくる「わたしの場所」 ビューロー アンティークにお詳しい方はもちろんご存知かと思いますが、 現代の家具ではなかなか聞きなれない名前ではないでしょうか。 軽い書き物をするスペースと収納が一つになったこの家具。デスク程大げさではなく小ぶりなものが主流です。 青山に入荷したこちらは、クイーン・アンの脚を持ち、ウォルナットの杢目と艶のある仕上がりが調和し、とてもエレガントな佇まいです。 そのかたちは聖書を保管しておくためのバイブルボックスと似ておりますが、使用用途としては別の由来があるようです。 東インド会社が中国や日本から輸入をしていた17世紀ころ、櫃という美しい蒔絵が描かれた観音開きの収納箱が海を渡り、英国内でつくられたスタンドの上に飾られていたそうです。内部に多数の小さな抽斗をもつ構造などを模して家具がつくられ、バイブルボックスの形状等が入り込み、現在よく目にするビューローの原形が生まれました。ご紹介したアイテムの様に下部がチェストのつくりになったのは18世紀に入ってからと言われています。 デスク部分の扉を開くと、中にはレターラックと小さな抽斗がついております。 中の仕上げも非常に美しく、光が当たればくるみの色がより輝きます。 お部屋の小さなスペースに、「わたしの場所」を確かに作ってくれるアイテム。椅子にかけてその扉を開く瞬間の感動と心地よさを、ぜひ皆さまにも味わっていただきたいです。 《ロイズ・アンティークス青山》 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-1-30 03-5413-3666 営業時間 11:00~19:00 Q/Aビューロー TI001191 W740 D430 H990 本体価格 ¥205,000 (税込 ¥221,400) ロイズ・アンティークス 青山のアイテムを見る Tags: Back to Index