オークは、日本でいうナラのことで、現代でも家の床材や家具等にもよく使用されています。
堅く、耐久性に優れているのが特徴で、木目がはっきりと出るため、多くは重厚感のある家具となります。
また、オーク材の中には虎の斑紋に似た模様である「虎斑(とらふ)」が現れるものもあり、 虎斑があるものは、そのオーク材が上質で貴重なものである証拠といわれています。
2つめはウォルナット材。
ウォルナットは、世界三大銘木の一つとされており、16世紀から17世紀にかけて長く親しまれた木材。
木そのものが、長く時間をかけて成長するため、細かく詰まった木目を持ち、寄木細工などの細かい細工や、彫刻などが施しやすいため、大きく美しい彫刻の家具などに使われることが多いです
17世紀中期に、木材を薄く切ることができる技術が発展したため、突板を使った家具が作られるようになったと言われています。
最後のご紹介はマホガニー材。
マホガニーも世界三大銘木の中の一つとして知られ、古くから現代に至るまで高級木材として人気が高い木材です。
特徴は、見てすぐに分かる繊細な木目、オーク同様の優れた耐久性。
16世紀によく使用されていたウォルナット材が激減し、それに伴いマホガニー材が一気に広がったといわれています。
また、堅い木材では表現の難しい装飾や彫刻などがしやすく、 デザイン性の高い家具が多く生産されるようになりました。
現代でも目にすることのある木材ですので、ご存知の方もいらしたと思いますが、これからの家具選び、アンティークアイテムを選ぶ際に参考にされてはいかがでしょうか。
ご紹介した材質を使用したアイテムはこちらからご覧いただけます。
色味や、細かな木目の表情は、ぜひ店頭でご覧になってください。







