Lloyd’s Antiques

Journal

ロイズ・アンティークス エゴイスト 2016.06.11

爽やかなオリエンタルの風

20160611ego-01 6月のことを旧暦では水無月といいますが、雨の多いこの時期には水有月のほうがしっくりくる気がします。雨が上がるのも6月ということから水無月となったとの説が有名なようです。 この時期には室内でゆっくりと過ごす良いチャンスかもしれません。先日、ゆったりと大好きな映画、ウォン・カーウァイ監督の『恋する惑星』を部屋で鑑賞し過ごしました。彼の作品で描かれる舞台はいつも華やかで、活き活きした人々や鮮やかなネオン、色とりどりの洋服や部屋のセット、いつも観るたびに香港に憧れを抱いてしまいます。 そこで今回はシノワズリをテーマにしたスッキリとするようなコーディネイトのご紹介。 20160611ego-02 まずはこちらの風合い深いキリムが目を惹くアームチェア。張り地はファブリックとレザーを使用していて、唯一無二の存在感。幾何学的なキリムの模様からオリエンタルな風を感じるのは私だけでしょうか。 20160611ego-03 また、暖かなカラーリングなので、どこかほっとするような安心感を覚えます。アーム部分はレザーになっていて、レザーは経年変化を楽しんで頂けるので、ぜひご自身のカラーに仕立て上げて下さいね。 20160611ego-04 後姿はこのような感じ。ちょこんと生えた脚が可愛らしいです。座り心地はまるで雲に座っているかのような、柔らかい座り心地です。是非お試しにいらしてくださいね。 20160611ego-06 ミュージックキャビネットとは楽譜の収納家具として誕生しました。1900年代頃のイギリスでは、上流階級のサロンやパーラーでは必ずと言っていいほどピアノがあったため、それに付属するミュージックキャビネットはゲストの鑑賞に堪えうるクオリティを持つ必要があったと言われています。その噂とうりに美しく気品高い仕上がりに、ついうっとりしてしまいます。 20160611ego-07 また美しいだけではなく、資料が収納しやすい創りになっているんです。100年程前に作られた家具にこんな細工があるなんて驚きですよね。 20160611ego-08 つい散らかりがちな資料もこれですっきりと片付けられそうです。また天板のマホガニーが魅力的な木目を描いています。どこまでも続いていきそうなブラウンは烏龍茶を連想させます。また、サイズ感がコンパクトなので、お玄関先等でもいいですね。 20160611ego-09 シックなブラウンのバンブーの脚が、鮮やかなブルーのタイルを際立たせます。繊細な創りに大胆なカラーのタイルが、シノワズリらしい佇まい。 20160611ego-11 バンブーを眺めているだけで、ほっとするのは日本の心でしょうか。プラントスタンドにはもちろん、ベッドサイドの置き台やディスプレイ台としても良さそうです。 20160611ego-12 最後にこちらのオリジナルのレザーに歴史を感じることのできるレザートップコーヒーテーブル。 20160611ego-13 天板の縁部分にはブラスの装飾が施されていて、珍しいデザイン。繊細な印象をより強く与えます。 20160611ego-14 マホガニーの曲線が美しい脚にはキャスターが付いていて移動も簡単。 20160611ego-15 近くで見ても大変美しいコーヒーテーブルです。ロイズアンティークスEGOISTには、その他にも気持ちを晴れやかにしてくれるような家具が随時入荷中です。是非いらしてくださいね。心よりお待ちしております。 アクセス 【東急東横線学芸大学】【JR目黒駅】 お問合せはこちらまで TEL:03-3716-3338 MAIL:egoist@lloyds-antiques.com

ロイズ・アンティークス エゴイストの在庫を見る
Tags: