Lloyd’s Antiques

Journal

ロイズ・アンティークス 青山 2023.07.21

独創のインテリアをヴィンテージデスクで

作業場としてどの時代でも用いられてきたデスク。
その中から、およそ1960年代のイタリアンデスク、
そしておよそ1890年代のアメリカンデスクの2台をご紹介いたします。
 
  
まずはイタリアンデスク。
無駄のないディテールに大胆な収納が目を引く逸品です。
 
 
 
   
 
20世紀前半のイタリア建築や家具においては、
自然を模した装飾と石材を用いたものが多かったとされています。
その折から一気にシンプルでストレートなデザインが主流になり、
これもまた、そんな時代の中で生まれた趣深いデスクです。
 
 
 
次にオークの明暗が美しいアメリカンデスク。
こちらのデスクは主に、19世紀後半にデスク、テーブル、
キャビネットなどを製造していたIndianapolis Cabinet社のデスクです。
 
 
 
 
 
一見しただけではわかりませんが、ロールトップを閉じ、施錠されると
下の引き出しも全てロックがかかるという機械仕掛けが施されています。
 
 
 
先程のイタリアンデスクと比較すると動きが多く
遊び心くすぐるデスクです。
 
 
デスクはそれ一つで、その空間の主役になると言っても
過言ではない家具。
 
オリジナリティ溢れる書斎をヴィンテージデスクで
表現してみるのはいかがでしょうか。
 
Tags: