Lloyd’s Antiques

Journal

ロイズ・アンティークス 青山 2022.09.20

特別なもの。

『逸品』という言葉を辞書で引くと

この上なく優れた品、と書かれてあります。

今回は、そんな言葉にふさわしい

ちょっと特別なアイテムをご紹介します。

 

 

【Victorian Tilt Top Table】 

1880年代ヴィクトリア期(推定)のお品物です。

 

 

天板に施された象嵌のデザイン。

個性的で、目を奪われる美しさがあります。

 象嵌(ぞうがん)はインレイとも呼び、

表面の木材に対して異なる素材をはめ込む事で

模様を描く技法のことを言います。

 

 

色味の異なる木材であったり、真鍮であったり、

種類も様々ですが、そのどれもが職人技を

感じさせる手間のかかった意匠です。

うっとりしてしまうほど美しく、

今なお人気の髙い装飾技法となっております。

 

 

 

マホガニー材の艶が美しく、

非常に綺麗な仕上がりになっています。

 

 

 

このサイズでは珍しい、天板を立てる

こと出来るティルトップテーブル。

使わないときは天板をたてて、

デザインを楽しむのもおすすめです。

 

 

ちょっとしたテーブルに程よいサイズ。

コーヒータイムや植物のディスプレイにいかがでしょうか。

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