Lloyd’s Antiques

Journal

ロイズ・アンティークス 玉川 2022.08.13

匠の技術が灯るマイルーム

ムラノガラスとは、北イタリア・ヴェネチアの小さな島、

“ムラノ島” の限られた職人の手によって一点一点、生み出され、

1000年に渡り受け継がれてきたガラス工芸品です。

 

現在もガラス工房が密集するムラノ島ですが、

その起源はヴェネチアがまだヴェネチア共和国という一つの国だった頃、

高度なガラス技術が国外に流出することを防ぐためにヴェネチア共和国政府が、

ガラス職人とその家族たちをムラノ島に幽閉した事から始まります。

 

 

 

 

 

ムラノガラス職人の仕事は本当に過酷なもので、継承者は年々減り続け、

現在では、ムラノ島のマエストロの数は非常に数少なくなりました。

 

長く培われた匠の技術と伝統の灯にも陰りが見られ、

上級職人の手で生み出されたムラノガラスは日々稀少価値が高くなっています。

 

 

 

 

 

今回はそのようなムラノガラスのペンダントライトをご紹介。

 

 コロンとした球体デザインが空間に柔らかい印象を与え、

クリアなグラスにブラックの曲線デザインによる不思議な感覚が味わえます。

 

 

 

 

 

支柱部分はワイヤー仕様になっており、

まるで宙に浮いているかのようにシェードの存在感を引き立ててくれています。

 

 

 

 

インテリアのディスプレイを変えることで空間の雰囲気も大きく変わります。

 

 

 

 

 

 

歴史と伝統のあるこちらのアイテム。

一度手にとってお楽しみいただけますと幸いです。

 

 

ぜひ様々なディスプレイで楽しんでみて下さい。

 

Tags: